パケージのインストールで\(R\)を挫折する人もおられますので解説します
Rのパッケージとは、世界中の研究者から無償で提供されている関数やデータセットをまとめたものです
デフォルトで最初からインストールされているパッケージもありますが、不足分はCRAN を通してダウンロードします
CRAN (Comprehensive R Archive Network)は、R本体や各種パッケージをダウンロードするためのWebサイトで、 全世界にミラーサイトが存在します(RjpWiki)
パッケージのダウンロード
それでは実際にパッケージをRにインストールしてみましょう
試しにdplyrというパッケージをインストールしてみます。dplyrを利用することで一覧表の操作が楽になります
インストールは以下のコードをコピペするだけでOKです
install.packages("dplyr")
では、実際にやってみましょう
CRANはJapanを選択してOKをクリックしてください。
最後にどこにインストールされたか表示されます
他のパッケージもインストールしたらここに追加されることになります
私の場合は常にデスクトップに置いておきたいので、インストール場所を指定します
Rのバージョンを変更したときも常に同じ場所にパッケージを保管しておけばバージョンが変更してもすぐに使えます(他のPCで作業する場合もパッケージだけ持ち出すと便利)
パッケージの保存場所とパス指定
例)パッケージをデスクトップに保管している場合
保管しているフォルダをRpackagesとしています (もちろん名前はなんでも構いません)

Rで作業を開始するときに、どこにパッケージを保管するのか(path)を指示します
その後は、パッケージをダウンロードしたら、同じ場所に保管してくれます
.libPaths("C:\\Users\\ ここは個人のPC名 \\Desktop\\Rpackages")
これでdplyrというパッケージをインストールしたら、デスクトップに作ったフォルダ(私の場合はRpackages)に新たにdplyrというパッケージだできているはずです

パッケージの使い方は、ネット検索できます
R, dplyrで検索してみてください
library:パッケージを起動させる関数
library(dplyr)
これでパッケージdplyrが使える状態になります
プログラムのなかで::の記号がある場合は、「このパッケージを使用してますよ」の意味です
psych::describeBy(data~group, data=tate)
「パッケージpsychのなかの関数describeByを使ってますよ・・・」
ダメ出し 間違い、分かりにくい部分などのご意見をお待ちします