2群の比較

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対応のないt検定(母分散が未知で等しい場合)

リハビリテーション統計学で頻出する検定です。対応のないt検定(Welchの検定も含む)について解説しています。
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ウェルチのt検定

リハビリテーション統計学に頻出する検定です。回復期病棟で3週間入院した脳卒中患者を対象とした。A病院の患者群をA群、B病院の患者群をB群としてFIM利得を比較した。両群の患者属性、入院時FIM、治療内容については傾向スコアにて調整した。
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母平均の区間推定(母分散が未知の場合)

リハビリテーション統計学に必要な区間推定について解説します。地域Aに在住する5~7歳の痙直型両麻痺児(GMFCSレベルⅢ)7名の背臥位から割座までの起き上がり時間を測定。
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95%信頼区間(母分散が既知の場合の母平均の信頼区間)

リハビリテーション統計学では頻出する推定になります。地域A内からランダムに30名の入棟時FIM得点を調べた結果、平均が76点であった。地域AのFIM得点の分散が20と仮定した場合の95%信頼区間を推定してみましょう。
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ウィルコクソンの順位和検定、マン・ホイットニーのU検定

リハビリテーション統計学で利用頻度の高い検定です。ウィルコクソンの順位和検定(Wilcoxon rank-sum test)、またはマン・ホイットニーU検定(Mann-Whitney U test)は、2つの独立したサンプルが同じ母集団から得られたものかどうかを検定するためのノンパラメトリック検定です。データが正規分布に従わない場合や、サンプルサイズが小さい場合に有用です。
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対応のあるt検定

リハビリテーション統計学で使用頻度の高い検定です。COPDの男性患者10名を対象にして、入院時と入院2週間後に6分間歩行距離(m)を計測した。両時点での歩行距離に有意な差があるか検証してみましょう。
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クロスオーバー試験(混合効果モデル)

Rを使用して 「折笠秀樹. クロスオーバー試験の計画および解析. 薬理と治療, 2016, 44.9: 1261-1276.」の結果を導き出します。リハビリテーション統計学にも必須の手法となります。